尾関彩美悠、河本結、藤田さいきら4人が5月30日開幕の全米女子オープン本大会出場権を獲得


尾関彩美悠 

尾関彩美悠 

◆女子ゴルフ 全米女子オープン日本予選(22日、千葉・房総CC、東・西の2コース使用=ともにパー72)

 2ラウンドで争われ、ツアー1勝の尾関彩美悠(あみゆ、JFEスチール)が66、66で回り、通算12アンダーで首位通過。初のメジャー切符を獲得した。河本結(リコー)が9アンダーの2位。藤田さいき(JBS)が8アンダーの3位。4位のサイ・ペイイン(台湾)までがこの日決定した。4人は、5月30日開幕のメジャー第2戦、全米女子オープン本大会(ペンシルベニア州ランカスターCC)の出場権を得た。

 5枠目の出場切符争いは5位タイで並んだ木村彩子(フリー)、アマチュアの入谷響のプレーオフにもつれ、6ホールを戦ったが、この日のうちに決着せず23日に実施されることになった。

 〇…尾関は21日まで行われたフジサンケイレディスは4位。この日は午前4時起きで2ラウンドし「1R目は倒れそうなくらい疲れていてヘトヘトだった。逆に後半は、バーディーがいい薬になり元気が出た」と笑った。ツアー2連勝中と絶好調の竹田麗央と同じ“ダイヤモンド世代”の一員は「まずは出場できてうれしい。(本大会は)たくさん学んで、予選通過したい」と声を弾ませた。

 河本結(20~21年途中までは米ツアーに参戦)「一度米国に行って帰ってきた身。いろんな経験をして、またこうして挑戦できるのは、自分のゴルフを試す機会でもある。楽しみです」

 藤田さいき(22年AIG全英女子オープン以来の海外メジャー出場)「兄がキャディーをしてくれてラウンドレッスンみたいな感じで回った。36ホールやるつもりはなかったけど…」

 ◆全米女子オープン 今季メジャー第2戦、5月30日~6月2日・ペンシルべニア州ランカスターCCで開催。

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