天本ハルカが黄金世代15人目のV ストリートダンスも経験、師匠はレジェンド・伊澤利光


通算19アンダーでツアー初優勝を果たし笑顔でトロフィーを手にする天本ハルカ(カメラ・今西 淳)

通算19アンダーでツアー初優勝を果たし笑顔でトロフィーを手にする天本ハルカ(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン 最終日(28日、千葉・浜野GC=6669ヤード、パー72)

 最終ラウンドが行われ、首位タイから出た天本ハルカ(フリー)がツアー初優勝を飾った。8番から12番まで5連続バーディーを奪うなど、混戦を制した。渋野日向子、畑岡奈紗、勝みなみ、小祝さくら、原英莉花らを擁する1998年度生まれ「黄金世代」では、3月の臼井麗香に続く15人目の初優勝者誕生となった。

 今季はダイキンオーキッドレディスで4位に入ると、開幕から3試合連続で1桁順位。前週までの8試合中6試合でトップ10入りと、好調なショットで充実のシーズンを過ごしていた。パーオン率は76・64%(前週まで)と、全体1位だった。第2日後には「今年は早々に初優勝を挙げることを目標にやってきた。今週は思い切ってプレーしているのが、はまっている。とにかく自分のプレーをして、優勝できればベストですね」と語っていた。

 ◆天本 ハルカ(あまもと・はるか)1998年7月23日、福岡・太宰府市生まれ。25歳。8歳からゴルフを始め、通信制の福岡・第一学院高出身。小6まではストリートダンスをやっていた。高校時代から、2001、03年賞金王・伊澤利光(56)に師事。21年11月のプロテストに5度目の挑戦で合格した。本名は遥香で「覚えてもらいやすいから」と登録名をハルカにした。162センチ、58キロ。

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