黄金世代15人目Vの天本ハルカ、難コース警戒も「耐えるゴルフはもともと得意」「挑戦心を持って頑張りたい」


関係者から祝福される前週優勝の天本ハルカ(カメラ・今西 淳)

関係者から祝福される前週優勝の天本ハルカ(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 練習日(30日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 前週のパナソニックオープンで1998年度生まれ「黄金世代」で15人目のツアー優勝を達成した天本ハルカ(フリー)が公式会見に臨んだ。

 「まず1勝目ができてうれしい。時間がたって、実感が湧いている」。祝福のメッセージも多数届き「今でも返信が追いつかない」とうれしい悲鳴を上げた。今週はキャディーらチームと「盛大というわけではないが、ホテルにある居酒屋で海鮮などを食べてお祝いしました」と笑顔で明かした。

 高校時代から師事する2001、03年賞金王・伊澤利光には電話で初優勝を報告し「『みんなで乾杯してます』という感じでした。初優勝おめでとうと言っていただき、私自身もうれしかった」と振り返った。「いい感じでできている。このまま突き進んでいってほしい」などと言われたという。

 初優勝からの2週連続優勝は竹田麗央(りお)を含め、過去4人で史上5人目の快挙を狙う。これまでメジャーが絡んだ例はなく、今週優勝すれば初となる。

 東Cでの出場は初となり「3年目でここは初めて。去年とは違うコースで、昨日(29日)もコースをチェックしながら、難しいなという印象」と警戒した。「前週優勝して、違った緊張感でスタートすると思うけど、やることは一緒。一打一打積み重ねて、技術とメンタルの総合力が試される。耐えるゴルフはもともと得意なので、生かせたら。挑戦心を持って頑張りたい」と意気込んだ。

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