れいちぇる臼井麗香「グリーンが太鼓」 蘭世さんとの姉妹タッグで3年前のリベンジへ


プロアマ戦を笑顔でプレーした臼井麗香(カメラ・今西 淳)

プロアマ戦を笑顔でプレーした臼井麗香(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(1日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 3月のアクサレディス宮崎で初優勝を飾った「れいちぇる」こと臼井麗香が、得意のコースでメジャー初制覇に挑む。今年は3年ぶりの東コースでの開催。前回の2021年は優勝争いに加わり、2位に食い込んだ。この日のプロアマ戦で18ホールを最終確認し「イメージはいいんですけど…グリーンが太鼓」と、れいちぇる節で印象を語った。

 「前回と比べてグリーンの硬さとスピードが段違いに硬くなっていて。雨でも水がたまらない。すごく難しい」と苦戦中。この日は大雨の中でのプレーだったが「アプローチが本当にもう、コーンってなって太鼓みたい」と、何度も「太鼓」をリピートした。「ショットをグリーンで止められるか。距離もこれだけ長いのにグリーンが太鼓なので大変。アプローチも、ショートサイドだったらグリーンから出ちゃう。4日間晴れたら最終日は恐怖です」。我慢大会を戦い抜く覚悟だ。

 キャディーに妹でゴルファーの蘭世さんを起用する。この日のプロアマ戦中、驚きのやりとりがあった。「スプーン(3ウッド)ちょうだい」とお願いした姉。妹から手渡されたのは7ウッドだった。「試合だったらこれは許さないよって。ちょっと心配です。でも一番気楽にいけます」。姉妹タッグでメジャー制覇に挑む。

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