河本結、70で暫定6位「がっつかなかったのでそれが良かった」 5年ぶりVへ「4日間アンダーパーで回るのが大事」


6番、ティーショットを放ち笑顔でグリーンへと進む河本結(カメラ・今成 良輔)

6番、ティーショットを放ち笑顔でグリーンへと進む河本結(カメラ・今成 良輔)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第1日(2日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 通算1勝の河本結(リコー)が5バーディー、3ボギーの70で回り、暫定6位につけている。「練習ラウンドしたときに難しかったので、時間をかけてイメージして準備できた。ダボを打たないことと、ティーショットで打って良い方に打つことだけは徹底した」とコースマネジメントが奏功し、好発進につながった。

 インから出て11番でボギー先行も、13番パー3で取り返した。「カットで落とそうとしてバーディーがとれた」とイメージ通りのショットを放った。5メートルをねじ込み、納得の表情を見せた。後半に入り3番から6番までボギーとバーディーを繰り返したが、難セッティングの中、スコアをまとめた。「アプローチがショートするところもあったが、許容範囲だった。がっつかなかったのでそれが良かった」とうなずいた。

 今季は9試合でトップ10入り3度。海外メジャー、全米女子オープン(ペンシルベニア州ランカスターCC)にも予選会を突破し、出場を決めた。「良い状態を保つように100%をゴルフの時間に注いでいる。それで(結果が)出てくれないと困る」と笑ったが、日々の努力が好調につながっている。5年ぶりの優勝へ向け、「4日間アンダーパーで回るのが大事だと思うので、そこを目指して頑張りたい」と闘志を燃やした。

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