河本力 ツアーNO1飛ばし屋が1番パー4でワンオン成功、イーグル奪取 26年前は中嶋常幸がホールインワンでアルバトロス…中日クラウンズ第3日


◆男子プロゴルフツアー 中日クラウンズ 第3日(4日、愛知・名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70)

 最終組が前半の9ホールを終了した。2打差の2位からスタートした河本力(大和証券)が1イーグル、3バーディー、1ボギーの31で回り、通算12アンダーで首位に立った。

 ツアーで飛距離ランク1位(321・98ヤード)の飛ばし屋、河本はスタートからギャラリーを沸かせた。370ヤードの1番パー4。ドライバーではなく、3ウッドで1オンに成功。3メートルのパットを沈めてイーグルを奪った。

 緩やかな打ち下ろしの左ドッグレッグホールでは、1998年大会の第2日に中嶋常幸がホールインワンを達成している。パー4でのホールインワンはツアーで唯一の快挙。2度目の快挙まで「3メートル」に迫った河本は2番パー5でもバーディーを奪い、最初の2ホールで3アンダーの荒稼ぎ。3番パー4でボギーをたたいたが、7番パー3、8番パー4でもバーディーを重ね、好プレーを続けている。

 2打差の2位からスタートした小木曽喬(フロンティアの介護)は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの出入りの激しいゴルフながらスコアを二つ伸ばして通算10アンダーで2打差2位につけている。

 首位から出た生源寺龍憲(しょうげんじ・たつのり、エー・エム・エス)は2連続バーディーでスタートしながら、3番以降、3ボギー、1ダブルボギーの38と苦戦し、通算7アンダーで首位と5打差の7位に後退した。

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