細野勇策「イーグルで舞い上がってしまった」痛恨ダボに反省 日本人レフティーVなら33年ぶり快挙


9番でティーショットを放つを放つ細野勇策(カメラ・富張萌黄)

9番でティーショットを放つを放つ細野勇策(カメラ・富張萌黄)

◆男子プロゴルフツアー バイ・ザ・プレーヤーズ 第3日(11日、群馬・ザ・クラブゴルフビレッジ=7172ヤード、パー72)

 首位と1点差の2位から出た細野勇策(三共グループ)は1イーグル、2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72で回り、通算26点の3位に後退した。

 3点伸ばし、迎えた12番パー5。残り230ヤードの第2打を5ウッドで放ち、5メートルにつけた。これを沈めて、イーグルで一気に5点を獲得。だが、14番ではグリーン手前のバンカーからの第3打が奥のカラーへ。4打目も寄らず、4オン2パットのダブルボギーとした。「イーグルで舞い上がってしまった。一番したくないミスをしてしまって、そこからいいショットを全く打てずに終わった」と肩を落として振り返った。

 細野が優勝すれば、日本人では1991年の羽川豊以来となる33年ぶりのレフティーV。首位とは6点差と逆転が十分に狙える位置で最終日へ向かう。「前半は3日間の中では一番良いショットはしていた。まだまだ何があるか分からないので、流れを壊さずちょこちょこ伸ばしていければ」と快挙へ向けて意気込んだ。

 ◆ステーブルフォード方式 アルバトロス8点、イーグル5点、バーディー2点、パー0点、ボギーがマイナス1点、ダブルボギー以上またはホールアウトしない選手はマイナス3点とスコアを得点化して順位を競う。良いスコアほど得点が高く、大たたきしても3点しか失わないため、攻撃的なゴルフが展開される。

最新のカテゴリー記事