◆男子プロゴルフツアー 関西オープン プロアマ戦(15日、滋賀・名神八日市CC=6869ヤード、パー70)
桂川有人(国際スポーツ振興協会)がプロアマ戦後に取材に応じ、ヨーロピアン・オープン(5月30日~6月2日、ドイツ)から欧州に主戦場を移すことを明らかにした。
4月の日欧共催大会ISPSハンダ欧州・日本トーナメントで優勝し、今季から3季分の欧州ツアー出場権を獲得。今後のスケジュールについて頭を悩ませていたが、次週のミズノオープン(岡山)後に乗り込むことを決めた。「欧州だけを考えてスケジューリングした。今のところ、日本ツアーは最終戦の日本シリーズJTカップは出られたら出たいという感じ」。腰をすえて、欧州ツアーに挑む構えだ。
米国の下部ツアーを戦った桂川だが、国をまたぐ転戦は「アメリカより不安」というのが正直な思い。もちろん楽しみでもある。「挑戦するんだなというのをすごく感じる。自分にはピッタリ。現地でやっているうちに問題とか、聞きたことも出てくると思うので、川村(昌弘)さんとか、(中島)啓太に聞いたりしながらやっていこうと思う」。頼れる先輩、後輩と共闘する。先週、都内の美容院で髪の毛を短くカットした。「海外に行く前にと思って」と照れ笑い。渡欧前の2戦で結果を出し、気分良く海を渡る。