吉田優利、今季日本ツアー初ラウンドは69 多くのギャラリーに「すごくいい気分で回れた」


5番ティーショットを放つ吉田優利。初日3アンダーの好スコアをマークした(カメラ・今西 淳)

5番ティーショットを放つ吉田優利。初日3アンダーの好スコアをマークした(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第1日(16日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C=6731ヤード、パー72)

 今季から米ツアーメンバーの吉田優利(エプソン)が5バーディー、2ボギーの69で回り、暫定6位につけている。「こんな感じでやっていたという部分を少し思い出せた。何しろ振れていないと途中で感じたので、今までやってきた自分と、今の自分が比較できた」と充実の今季日本ツアー初ラウンドとなった。

 スタート直前に降雨のため競技が一時中断となった。2時間近くスタートは遅れたが、「後半は風の影響を受けたが、前半はスムーズに回れた」と15番からの4連続バーディーなどでスコアを伸ばした。だが、この日はフェアウェーにボールを運べないホールが多かった。「左のミスをすごく嫌って、振り切れていなかった。気持ちよく振れているかといえば、そうではないので、そこの修正点が優先ランキングでは1位」とスイングの課題が見つかり、練習場での調整へ向かった。

 木曜日ながら地元での試合ということもあり、多くのギャラリーが帯同した。「本当にたくさんの方に駆けつけていただきましたし、こんな感じの中でやっていたと思い出した。すごくいい気分で回れた」と感謝の言葉を述べた。開幕前にはホステスプロとして「恩返しをしたい」と話していた吉田。上だけを目指し、残り3日間へ挑む。

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