池田勇太「顎偏位症」の治療から2か月で今季初戦  体力に不安も「試合でしか分からないことある」


プロアマ戦の1番、ティーショットを放つ池田勇太(カメラ・岩田 大補)

プロアマ戦の1番、ティーショットを放つ池田勇太(カメラ・岩田 大補)

◆男子プロゴルフツアー ミズノオープン プロアマ戦(22日、岡山・JFE瀬戸内海GC=7461ヤード、パー72)

 19年大会王者の池田勇太(フリー)が22日、プロアマ戦に出場し、今季初戦へ最終調整を行った。

 「顎(がく)偏位症」の治療を行い2か月。本格的に練習を再開したのは1か月前ということもあり、現状については「自分でも分からない、正直。やってみないことにはという感じ。これだけ続けてゴルフをやるのも(今年は)初めてなので、2日間やっただけでも体力が…」と苦笑いで説明した。

 22年6月頃から首や足、顔などに痛みを覚え、「顎(がく)偏位症」だったことが判明した。さらに同10月には、顎を正しい位置にするための矯正器具を口内に装着して試合に臨んでいることを明かすなど、これまで痛みと向き合ってきたが昨季、2008年のデビュー後、初めてシード権を手放した。「(今大会は)とりあえず行ってみようと。1回試合して、そういう場でしか分からないこともあると思うので、これでちゃんとゴルフができるのかどうか、体調的に大丈夫なのかとか、確かめる場みたいな感じです」と池田。完全復活へ歩みを進めていく。

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