今季初戦の池田勇太 「顎偏位症」の手術から2か月「去年よりも全然マシ」予選突破へ好スタート


12番、ティーショットを放つ池田勇太(カメラ・岩田 大補)

12番、ティーショットを放つ池田勇太(カメラ・岩田 大補)

◆男子プロゴルフツアー ミズノオープン 第1日(23日、岡山・JFE瀬戸内海GC=7461ヤード、パー72)

 第1ラウンドが行われ、今季初戦の池田勇太(フリー)は、4バーディー、1ボギーの3アンダー69で回り、首位と5打差の16位につけた。2か月前に「顎(がく)偏位症」の手術を行ったばかりで、本格的に練習を再開したのは1か月前のこと。体力面を不安視していた池田は「18ホールをやりきれたのはよかったかなというのと、体力のある前半の内にスコアがいいのが良かった。後半はやっぱりしんどかったですね」と振り返った。

 前半は3つのバーディーを奪いハーフターン。後半に入ると「徐々に自分の思うように動かないなという感じもあった。でも、耐えて耐えてやるしかないなという感じで…」と粘り強くプレー。17番ではピン手前7メートルのバーディーパットを決めてみせた。

 開幕前日は、今大会を「現状を確かめる場」に位置づけていた池田。その初日を終え「パッティングがここまで安定しているのは久しぶり。入る、入らないはそのときの運もあるけど、外れ方だったり、ボールの転がりだったりは雲泥の差。去年よりも全然マシだね」と、予選突破へ好スタートを切った。

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