木下稜介が通算9アンダー暫定2位 堀川未来夢チャンネルの堀川&阿久津の初日首位に「ジェラシーありました」


◆男子プロゴルフツアー ミズノオープン 第2日(24日、岡山・JFE瀬戸内海GC=7461ヤード、パー72)

 第2ラウンドが行われ、首位と5打差16位でスタートした木下稜介(ハートランド)が、6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算9アンダーで暫定2位に浮上した。

 23日の第1ラウンドより風が強く吹き、午前組は多くの選手が伸び悩んだ。その中で木下は6つ伸ばして、一時は単独首位にも浮上。「ノーボギーで回れたのが一番良かったんですけど、昨日とマネジメントを変えて、風に逆らわないというのをテーマに今日はやっていました」。球筋が右に出て左へ曲がるドローヒッターで左からの風を苦手としており、23日も左風の時はほとんどがラフに入ってしまったという。「3年前に全英オープンに出させてもらって、向こうの風は日本の風よりすごい重たかった。その経験を活かせた」と、この日は左風の時には左に出て右へ曲がる球筋のフェードを打ち、好スコアにつなげた。

 男子ゴルフ界屈指の人気を誇る堀川未来夢(Wave Energy)のYouTubeチャンネルで、おなじみの木下。その堀川と、同じく常連の阿久津未来也(フリー)が初日を首位発進したことに「ジェラシーありましたね。2人がああやっていてくれたので、僕も本当に頑張ろうと、好プレーにつながりましたし、今日は阿久津に勝ったのでうれしいです」と笑った。負けじと上位に名を連ねた32歳は「3年優勝できていないので、早く勝ちたい気持ちある」と、2021年以来の3勝目へ意気込んだ。

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