岩井姉妹の父・雄士さんも明愛の今季初Vに喜び「よく頑張ったなって」


優勝カップを手に笑顔を見せる岩井明愛 (カメラ・馬場 秀則)

優勝カップを手に笑顔を見せる岩井明愛 (カメラ・馬場 秀則)

◆女子プロゴルフツアー リゾートトラストレディス 最終日(26日、兵庫・関西GC=6545ヤード、パー72)

 2位から出た岩井明愛(あきえ、ホンダ)が7バーディー、3ボギーの68で回り、通算15アンダーで3打差をつけて逆転した。昨年9月以来の今季初Vとなる通算4勝目を飾った。

 岩井の父・雄士さんは試合後、取材に応じ「(明愛に)よく頑張ったなって声をかけてあげたい」とねぎらった。明愛、千怜のツアー合計勝利数が2桁の10勝になったことに「節目だね」と喜び、「気持ち良く全米(女子オープン)に乗り込めると思います」と語った。2週前の三井松島×RKBレディスでは千怜が今季2勝目を飾り、出迎えた明愛は「より自分に気合が入った」と話していた。雄士さんは双子姉妹の相乗効果に「当然ありますよ。千怜も(今回)喜んでいたしね」とうれしそうだった。

 次週以降は2人そろって出場資格を持つ、米国で開催される2つのメジャー(全米女子OPと6月の全米女子プロ選手権)出場を予定する。次の目標について父は「エビアン(7月)と全英(8月)にそろって出たい」とした。昨年は、明愛のほうが世界ランクで届かず、千怜だけエビアン選手権に出場した。現状の世界ランクは千怜が46位、明愛が48位。7月11日開幕のエビアン選手権(フランス)は6月25日時点の同50位以内、8月22日開幕のAIG全英女子オープン(スコットランド)は7月8日時点の同50位以内などが資格となっている。

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