臼井麗香が2打差4位浮上で2勝目チャンス 「マスク外して、全然違う。呼吸が楽に」


18番をバーディーでホールアウトし笑顔を見せる臼井麗香。通算6アンダーで4位に浮上(カメラ・今西 淳)

18番をバーディーでホールアウトし笑顔を見せる臼井麗香。通算6アンダーで4位に浮上(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー ニチレイレディス 第2日(15日、千葉・袖ケ浦CC新袖C=6584ヤード、パー72)

 14位から出た臼井麗香(フリー)が6バーディー、2ボギーの68で回り、通算6アンダーでトップと2打差の4位に浮上。3月以来の通算2勝目のチャンスが訪れた。

 98年度生まれ、「黄金世代」の臼井は序盤の1、3、4番でバーディーを奪い、幸先良く滑り出した。終盤は17番パー3でバンカーにつかまり、2つ目のボギーをたたいたが、最終18番で5メートルのバーディーパットをねじ込んだ。「前半は結構、チャンスが多くて、外したのもあったけど、落ち着いてプレーできた。後半は耐えるホールが続いたが最後、バーディーが取れて良かった」と笑顔を振りまいた。

 これまでは、花粉症の影響でマスクを着用していたが「今週からは完全に外しました」とニッコリ。「全然違う。呼吸が楽だし、熱中症気味になってしまうので。ゴルフのスコアにもちょっと表れてますね」とうなずいた。

 2週前の新垣比菜、前週の大里桃子と「黄金世代」が2週連続でVと、同学年に流れがきている。臼井は「2勝目、目指して頑張ります」と明るく話し、最終日逆転で世代3連勝を狙う。

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