原英莉花 62位↗4差8位に急浮上 この日ベスト66「熱い応援を感じる」地元・神奈川で今季初Vへ 


予選第2ラウンド、通算5アンダーの8位に浮上し笑顔でホールアウトする原英莉花(カメラ・今西 淳)

予選第2ラウンド、通算5アンダーの8位に浮上し笑顔でホールアウトする原英莉花(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー 資生堂レディス 第2日(29日、神奈川・戸塚CC=6697ヤード、パー72)

 8打差62位から出た原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)が6バーディー、ボギーなし、この日最少の66をマークし、首位と4打差の8位に急浮上した。この日のパーオン率は100%を記録。「ピンチはなくプレーできた。パッティングも惜しいパットがあったが、すごくいい流れでプレーできた」とうなずいた。

 この日は4週前から投入したアイアンが好調。「イメージも出たし、抜け感も思い通りだった」と14番パー3では7アイアンで2メートル弱につけて、12番から3連続バーディーとした。「不安なくプレーできた。少しずついいプレーをする準備ができてきた」と今季は優勝争いができていなかったが、徐々に手応えをつかんでいると話した。

 28日の朝に首を寝違えたという。「ドライバーショットが思うように振れず、飛距離が思うようにいかなかった。徐々に回復してきたので、ティーショットを狙ったところに打てるように調整したい。アイアンショットも縦距離を意識して練習したい」と練習場へ向かった。今季初優勝のチャンスもあるが「頑張りまーす」とだけ笑顔で話した。今週は地元・神奈川での試合。「たくさんの方が応援してくれる。いつもより熱い応援を感じるのでもっといいプレーを」。復調気配の原が初の地元Vを目指す。

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