竹田麗央、5アンダー66で滑り出し 前半5バーディーに「いい流れでプレーできた」


◆米女子プロゴルフツアー メジャー第4戦 エビアン選手権 第1日(11日、フランス・エビアンリゾートGC=6428ヤード、パー71)

 初出場の竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)は7バーディー、2ボギーの66で回り、暫定9位で滑り出した。ホールアウト後に中継局WOWOWの取材に応じ、「今日は前半からバーディーパットが決まって、いい流れでプレーできた」と納得の表情で振り返った。

 この日はパー4のセカンドショットが好調。ピンに絡むショットが多く、前半では5バーディーを奪った。スタートの10番では2・5メートルを残したが、執念でねじ込んでパーセーブ。直後の11番で取り返し、そこから3連続バーディー。「その(10番の)パーパットは大きかった」と好スコアのきっかけになったと話した。

 今季は全米女子オープンで9位。全米女子プロ選手権でも予選を通過し、32位で終えた。3度目のメジャーは自身初のフランスとなり、米国との違いも実感している様子。「芝はアメリカよりかは柔らかめ。でも、アプローチの芝は結構難しいところがある」とグリーン周りを警戒している。また、今回のコースはフェアウェーにも大きな起伏がある。「(ラフに)流れていくところがあるので、そういうところは多めに読んで、フェアウェーキープできるように気をつけて回っている」とティーショットも、普段以上に気を使っているという。

 自慢の飛距離はこの日も健在で、平均255ヤードをマークした。だが、4つあるパー5のうちバーディーを奪ったのは、15番のみ。「明日はしっかりパー5でチャンスにつけて、バーディーを取れるように頑張りたい」とまだまだ伸びしろは十分だ。今季日本ツアーで3勝と躍進している21歳が、3度目の大舞台でも活躍を目指す。

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