パリ五輪日本代表の笹生優花がアース製薬と所属契約…6月全米女子オープン2勝目


アース製薬所属会見に参加しフォトセッションでサムアップポーズの笹生優花(カメラ・今成 良輔)

アース製薬所属会見に参加しフォトセッションでサムアップポーズの笹生優花(カメラ・今成 良輔)

 女子ゴルフでパリ五輪日本代表の笹生優花が16日、アース製薬と所属契約を締結したと発表した。7月からの契約で、同日に都内で会見が開かれた。

 20年に日本ツアーで2勝を挙げ、21年6月の全米女子オープンでメジャー初優勝を飾った。パリ五輪イヤーの今年は、山下美夢有、古江彩佳、畑岡奈紗らと最大2枠の五輪代表を争う中、6月の全米女子オープンで2年ぶりの優勝。メジャー2勝目を果たし、世界ランクを上げて五輪代表の座もつかみ取った。8月7日から4日間、フランス・ル・ゴルフナショナルで、72ホールストロークプレーの個人戦で争われる。

 ◆笹生 優花(さそう・ゆうか)2001年6月20日、日本人の父・正和さんと、フィリピン人の母・フリッツィさんとの間に母の母国で生まれた。22歳。8歳の時、フィリピンでゴルフを始める。18年アジア大会で個人&団体金メダル。19年オーガスタ女子アマ3位。東京・代々木高在学時の同年秋に日本のプロテストに合格。20年8月のNEC軽井沢72で日本ツアー初優勝し、次戦で2連勝。21年6月の全米女子オープンで米ツアー初V。今年の同大会でメジャー2勝目。きょうだいは妹1人、弟3人。166センチ、63キロ。

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