吉田優利は今季ツアーベスト16位「久しぶりに思ったようなゴルフができた。いい一週間だった」


吉田優利

吉田優利

◆米女子プロゴルフツアー ダナ・オープン 最終日(21日、米オハイオ州ハイランドメドーズGC=6666ヤード、パー71)

 31位で出た吉田優利(エプソン)は6バーディー、2ボギーの67で回り、通算8アンダーの16位。今季ツアー自己最高順位で終えた。

 イーブンで迎えた6番で4メートル、7番で5メートル、8番で2メートルを沈め、3連続バーディーを奪うなど前半にスコアを3つ伸ばした。後半も最終18番パー5で第3打を1メートルにつけてバーディーで締めるなど、スコアを伸ばし67となった。

 試合後はWOWOWのインタビューで「久しぶりに自分が思ったようなゴルフができて、いい一週間だった。今日もショットが(ピンに)近めのバーディーが多く、パッティングも思った通りに打てて、ライン読みも良かった」と笑顔で振り返った。

 今季から米ツアーに本格参戦する24歳は「何となく、どうやったら(自分の)ゴルフ力が生かせるのかが分かった週になった。今まではショットが荒れていて、なかなか集中できなかったけど、やっと自分も球筋が見えて、ここに落とせばこれくらい転がるんだなというイメージ力が初めて出たかもしれない」と手応えを明かした。

 今季ツアー最高成績にも「それに関してはとくに何も思わない。私はずっといい成績を残し続けるしかない。自分が納得する形でゴルフをするしかない。それと同時に成績も挙げられたらいい」と気を引き締めた。

 次週はカナダでの一戦となり「カナダに行くの初めてなので、楽しみ。米国ともコースが違うかもしれないので、きっといろいろな発見があるだろうなと思っている」と心待ちにしていた。

最新のカテゴリー記事