◆パリ五輪 第10日 ▽ゴルフ(最終日、ル・ゴルフナショナル=7174ヤード、パー71)
男子の最終ラウンドが進行中。3打差4位から出た松山英樹(LEXUS)は前半を4バーディー、ボギーなしで回り、スコアを4つ伸ばして通算15アンダーの2位で折り返した。トップのジョン・ラーム(スペイン)との差は3打。
2番パー3でティーショットをピン奥1メートルに突き刺しバーディーを先行。4番で残り151ヤードの第2打を2メートル半につけ、5番は7メートルをねじ込み、6番では129ヤードの第2打を3メートルに運び3連続バーディーで波に乗った。
松山は初日に単独首位発進、2日目もトップを守ったが、3日目はティーショットの安定感を欠き、スコアを伸ばせなかった。それでも最後まで粘り、優勝争いに踏みとどまった。「(金メダルの)チャンスがある位置で終えることができたので、最終日はいい一日にできるように頑張りたい」と話して迎えた最終日。プレーオフの末に4位でメダルを逃した東京大会の悔しさを晴らすべく、後半へ向かった。