谷原秀人「奥から戻そうという頭があった」18番でボギー…1打差2位で20勝ならず


18番をボギーでホールアウトした谷原秀人(左)。通算10アンダーで2位に終わった(カメラ・今西 淳)

18番をボギーでホールアウトした谷原秀人(左)。通算10アンダーで2位に終わった(カメラ・今西 淳)

◆男子プロゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日(10日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)

 9位から出た谷原秀人(国際スポーツ振興協会)は5バーディー、1ボギーの66で追い上げたが、通算10アンダーで2位に終わった。優勝した石川遼(カシオ)に1打及ばず、昨年のANAオープン以来となるツアー通算20勝目はならなかった。「惜しかった。アンダーパーなので、いいゴルフだった」と振り返った。

 前半に4つ伸ばして猛追。8番のバーディーで石川、河本力とトップに並び、後半に入った。13番で7メートル近いバーディーパットを沈めるなど、最後まで優勝争いをリードした。しかし18番パー5で「奥から戻そうという頭があった」という第3打が段上に残ってしまい、3パットのボギーを喫した。

 途中からは、優勝を意識しながらのラウンドだった。「最後(バーディーを)取ればあるかなと思っていたけど、逆にボギーだったので、そこが残念」。2013、21年と2度制した得意トーナメントでの3勝目に、あと一歩届かなかった。

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