
大会を前に意気込む前週優勝の生源寺龍憲(カメラ・今西 淳)
◆男子プロゴルフツアー 前沢杯(24~27日、千葉・睦沢町・MZGC=6652ヤード、パー70)
開幕戦の東建ホームメイトカップで初優勝を飾った生源寺龍憲(しょうげんじ・たつのり、フリー)が23日、会場で取材に応じ、2戦連続優勝へ意気込みを語った。
初優勝後は祝福メッセージが約400件届いた。岡山・作陽高の同級生で女子ゴルフの渋野日向子(サントリー)が13日にインスタグラムで「げんじ優勝おめでとうーーー」と祝福。前週の米ツアー・JMイーグルLA選手権の開幕前に渋野は「ご飯おごってもらおうと思ってます」と語っていたが、生源寺は「おごらせていただけるのかな…」とタジタジだった。
実業家の前沢友作氏が企画した同大会は、プロアマ戦を14日から異例の10日間にわたり開催。プロアマ参加権が1組100万円(最大3人+見学者3人)で販売され、参加者は一緒にプレーするプロをオークションで入札できるなど話題を呼んだ。
2日間、プロアマをプレーした生源寺は「いつものプレースタイルと違った雰囲気で楽しかった」。一緒に回った参加者からプロの技術を見せてほしいというリクエストもあり「低い球を打ったり、難しいところのボールを打ったり、プロの引き出しを引き出してくれた」と振り返った。
今回のコースは距離は18ホールで6652ヤードと短く「20アンダーはいくんじゃないかと思う。(自身は)状態は悪くない。いいプレーができれば全然可能だと思う」。前週王者として臨む今大会に向けて「やることはいつもと一緒だけど、注目していただけるので、よりいっそう頑張りたい」と力を込めた。