
首位と1打差の通算11アンダーで最終日を迎える生源寺龍憲(カメラ・森脇 瑠香)
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第3日(17日、滋賀・日野GC=7035ヤード、パー70)
第3ラウンドは約3時間半の雨天中断を挟んで行われ、7位タイでスタートした生源寺龍憲(しょうげんじ・たつのり)=フリー=が5バーディー、1ボギーの66で回り、通算11アンダーで首位と1打差の2位タイに浮上した。
雨、風に苦しみながらも、同志社大学時代からなじみのあるコースを「外していいところは頭に入っている。どっちサイドのラフならまだ寄せられるとか、そういうのは有利かなと。その都度対応しながら」と攻略。首位と1打差につけ、「落ち着いてプレーしたらチャンスはある」と意気込んだ。
アマチュアで唯一、決勝ラウンドに進出している下園航太(4年)は、自身が声をかけて同大のゴルフ部に入学した。予選では同組で回り、「頼もしい後輩です」と一目置く。下園はすでにベストアマチュア賞が確定しているため、「(優勝して)一緒に写真を撮れたら」と、開幕戦の東建ホームメイトカップで初優勝を挙げて以来の、今季2勝目を目指す。