
12アンダーで首位につけた金子駆大(カメラ・森脇 瑠香)
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第3日(17日、滋賀・日野GC=7035ヤード、パー70)
第3ラウンドは約3時間半の雨天中断を挟んで行われ、3位から出たツアー未勝利の金子駆大(NTPホールディングス)が5バーディー、1ボギーの66で回り、通算12アンダーでH・W・リュー(韓国)と首位に並んだ。
攻めの姿勢で2度の連続バーディーを奪った。13番でチップインバーディーを奪うと、14番は10メートルを沈めた。16、17番はともに8メートルを決め、「グリーンのスピードが遅くなって、しっかり攻められた」と手応えを口にした。
昨季は1打差で優勝を逃すなど悔しい思いをしたが、今季は開幕3試合でトップ10入りと好調。「本調子ではなかったけど、スコアは伸ばせている。今日は落ち着いてやれた」と、中断時間には食堂でチャーシューメンを食べ、力をつけた。
最終日を前に首位に立つものの、2位は1打差で3人、2打差で2人と混戦状態。金子は「今までで一番(優勝の)チャンスがある。緊張はすると思うけど、落ち着いて1番からできたら」と初優勝へ向け、まい進する。