石川遼 原辰徳氏と14年ぶりプレー「うますぎて、口が開いたまんま」 ウェッジショットに脱帽


ラウンドを終え笑顔で写真におさまる(左から)石川遼、原辰徳氏、横田真一(カメラ・谷口 健二)

ラウンドを終え笑顔で写真におさまる(左から)石川遼、原辰徳氏、横田真一(カメラ・谷口 健二)

◆報知新聞社後援 男子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 日本プロ選手権 プロアマ戦(21日、岐阜・三甲GC谷汲C=7337ヤード、パー72)

 2019年大会覇者の石川遼(カシオ)は開幕前日のプロアマ戦で、プロ野球の前巨人監督・原辰徳氏と18ホールを回った。この日の朝、コースで同組であることを知ったという石川は「楽しかったです。原さんがうますぎて、ずっと口が開いたまんまでした」と笑顔で振り返った。

 ベストスコア「66」でプロのシニアツアーにも参戦歴がある原さんとは、11年1月のテレビ番組の収録以来14年ぶりのラウンドとなった。最近も週に一度のプレーを心がけているという原さんのゴルフについて「フィジカルがすごい。66歳とは信じられない」とうなった。

 ドライバーの飛距離は270ヤードを誇る原さん。ストレートホールのパー5で260ヤード前方のバンカーの先までかっ飛ばす場面もあったという。「音を聞いて弾道を見たら、プロが打ったなって思う。特にアイアンとかウェッジとか。ウェッジをあれだけきれいに入れて、スピンがちゃんと入るということは難しい。もうプロです」と脱帽。

 「100ヤードとかのウェッジをラフからきれいに芯に当てて、いい球を打って、距離感が合うというのは、ある意味プロとアマの境界線かなっていうぐらい難しいショット。それを何回も原さんは今日打っていた」と驚きの表情を見せた。

 原さんからは「野球とゴルフ、競技は違えど、第一線でやってきたという点で、非常にいい会話ができた。非常に弾道もショットも若返っていた。是非、今週の日本プロで優勝してくださいという話をした。非常に強い意欲を持ってゴルフに取り組んでいる。みんなが欲しているというか、頑張って欲しい」とエールを送られた。

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