
4番でティーショットを放つ木戸愛 (カメラ・堺 恒志)
◆女子プロゴルフツアー 資生堂・JALレディス 最終日(6日、神奈川・戸塚CC=6766ヤード、パー72)
首位から出た木戸愛(めぐみ)=日本ケアサプライ=は、通算9アンダーで並んだ永峰咲希(ニトリ)とのプレーオフ3ホール目で敗れ、13年ぶりの優勝はならなかった。
トップと1打差の2位で迎えた18番で、12メートルのスライスラインをねじ込みバーディー締め。ガッツポーズも飛び出す気迫みなぎる一打で土壇場で追いついたが、惜敗した。
以下、試合後の木戸の一問一答。
―振り返って
「最後は8番アイアン(でのショット)がちょっと浮いてしまった。しっかり練習をして、来週から頑張りたい」
―悔しさと充実感
「やっぱり悔しいけど、来週も試合があるので、またしっかり練習してチャレンジしたい」
―最後の8番アイアンのショットについて
「ちょっと自分自身が浮いちゃった感じだった。もっと練習しないとだめ」
―正規の18番のバーディーパット
「本当にいいパットが決まってくれて、プレーオフにつなげられたのは、次につながると思うので、次はしっかり優勝をつかめるように、しっかり練習したい。12メートルぐらいのスライスラインだった」
―入れるつもりで打った?
「いやいやいや。入ったらいいなという思いはもちろんあったけど、まさか入ってくれるとは」
―ギャラリーを沸かせた
「最後まで諦めないでやっていると、ああいうこともあるなっていうのも体感できた。またこれからも優勝に向かって諦めずにチャレンジしたい」
―スタート前の心境は
「本当にフラットな気持ちでやり抜きたいという話を、キャディーさんともした。ちょっと前半バタバタしてしまったけど、それでも最後にプレーオフまでつなげられたことは、また次につながると思うし、つなげたいと思う」
―父(元プロレスラーの修さん。2023年に他界)の存在を感じながら
「ずっと見守ってくれていると思うので。それはすごい自分のパワーになっている。来週以降も頑張りたい」
―今日のプレーを見ていたら、どんな言葉をかけられたと思うか
「最後は自分でつかんで乗り越えていかないとっていう言葉が、(父と)話し合いをしていたときにもらった言葉。しっかり自分で乗り越えられるように頑張ります」