川崎春花が2位でホールアウト  今季初めての好発進「最近はしっかり練習できています」


18番ティーショットを放つ川崎春花。初日5アンダーの好スコアをマークした(カメラ・今西 淳)

18番ティーショットを放つ川崎春花。初日5アンダーの好スコアをマークした(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー ヨネックスレディス第1日(6日、新潟・ヨネックスCC=6339ヤード、パー72)

 今季7戦目の川崎春花(村田製作所)が5バーディー、ボギーなしの67で回り、川崎がホールアウトした時点で首位と2打差の2位と好発進した。

 キャディーの栗永遼氏との不倫問題で日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)から5月20日に厳重注意などの処分を受けた川崎は、今季これまでの6戦中4戦で予選落ちで最高が35位と苦戦が続いていたが、今季初めて第1日に60台をマーク。「ノーボギーで回れたことが良かったです。ショットが気持ち悪かったですが、今週、感触が良くなりました。しっかり振ることを意識しました。パットも全体的にまずまずです」と前向きに話した。

 メジャーの22年日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯で初優勝。通算5勝を誇る22歳の実力者は、今季は序盤の5試合を欠場し、出遅れていたが、ようやく本来の実力を発揮しつつある。「最近はしっかり練習できています。今日もこれから練習します。明日も一日、頑張ります」と川崎は前を見据えた。

 宮田成華(日立建機日本)が、1イーグル、5バーディー、ボギーなしの65で回り、首位でホールアウト。

 先週に初優勝した早大出身の稲垣那奈子(三菱電機)は16ホールを消化し、3オーバー。前年大会覇者の新垣比菜(ダイキン工業)も14ホールを消化し、3オーバーと苦戦している。

 13歳のアマチュア須藤弥勒(ゴルフ5/太陽自動車)は、2バーディー、5ボギーの6オーバー、78。105位でホールアウトした。

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