米沢蓮が単独トップ浮上 通算18勝キャディー・ジョンストンさんとメジャー初優勝狙う


記念撮影する(左から)米沢蓮、ゲーリー・ジョンストンさん、高橋竜彦(カメラ・星野 浩司)

記念撮影する(左から)米沢蓮、ゲーリー・ジョンストンさん、高橋竜彦(カメラ・星野 浩司)

◆男子プロゴルフツアー 今季メジャー第2戦 BMW日本ツアー選手権森ビル杯 第2日(6日、茨城・宍戸ヒルズCC西C。予選ラウンド=7397ヤード、パー70/決勝ラウンド=7430ヤード、パー71)

 首位と2打差の2位から出た米沢蓮(パルコホーム)5バーディー、2ボギーでこの日ベストスコアの67と伸ばし、通算6アンダーで単独トップに立った。

 前半は2番でボギーを打っても5、6番で連続バーディー。後半も出だしの10番でスコアを落としたが、12、15、16番と伸ばした。得意のショートゲームで好スコアを出し「落ち着いてプレーできた。必要以上にボギーを打ってない。すごく良かった」と自賛した。

 強力な“相棒”とメジャー初優勝を狙う。男女ツアー18勝を誇るオーストラリア出身キャディーのゲーリー・ジョンストンさん(51)と今季から本格的にタッグ。ボギーをたたいた時も「まだ金曜日。大丈夫!」などとポジティブな言葉で鼓舞された。

 竹田麗央、有村知恵ら女子ツアーで12勝、高橋竜彦ら男子ツアーで6勝のベテランキャディー。米沢は、初めてバッグを担いでもらった昨年8月の横浜ミナトチャンピオンシップで自身2勝目を飾った。「毎週優勝しか狙ってなかったので、とにかくギア全開で初日からいってたけど、途中でガス欠になることが多かった。ゲーリーの言葉にもあるけど、だんだんとギアを上げて余裕を持って戦っていけているのがいいと思う」と熱い信頼を置いている。

 岩手県出身の25歳は23年大会は7位、昨年大会は3位とコースとの相性は良い。今季6戦でトップ10入りが4度と好調だ。メジャー初Vへ「常に上位でプレーして、チャンスがあれば優勝を取りにいく」と冷静に見据えた。

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