石川遼にギャラリーが大称賛「ブラボー!」…圧巻チップインバーディー 6打差16位で最終日へ「チャンスある」


石川遼(カメラ・星野 浩司)

石川遼(カメラ・星野 浩司)

◆男子プロゴルフツアー 今季メジャー第2戦 BMW日本ツアー選手権森ビル杯 第3日(7日、茨城・宍戸ヒルズCC西C=7430ヤード、パー71)

 2オーバーの32位で出た石川遼(カシオ)は5バーディー、3ボギーの69をマークし、通算イーブンパーで首位と6打差の16位に浮上した。

 2番パー5で3打目のアプローチをピンに直撃させてバーディーを奪った。4番で落とした後、7番パー3はグリーン右手前約20ヤードのラフから第2打をロフト角56度のウェッジでアプローチし、フックラインを転がして圧巻のチップインバーディー。右手でこん身のガッツボーズを見せ、ギャラリーから「ブラボー!」と歓声を浴びた。

 後半は12、13番で2連続バーディー。14番でボギーを打った直後、15番でバウンスバックに成功した。17番は落としたが、69で3日目を終えた。石川は「すごく良かった。昨日、一昨日よりは可能性を感じるラウンドだった。打っているショットは昨日と変わらないけど、今日の方がいいジャッジができた」と語った。

 昨年大会は首位と5打差で出た最終日に63と猛チャージし、岩田寛(フリー)とのプレーオフの末に敗れたトップと6打差で迎える最終日へ「まだチャンスはある。明日もより難しいコンディションになると思う。焦らずに自分のいいプレーができれば、ぎりぎりチャンスはあるかもしれない。楽しみです」と声を弾ませた。

最新のカテゴリー記事