安田祐香「挑戦したい」 地元Vと6年ぶり全英切符へ6アンダー好発進


10番、ティーショットを放つ安田祐香(カメラ・豊田 秀一)

10番、ティーショットを放つ安田祐香(カメラ・豊田 秀一)

◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス 第1日(12日、兵庫・六甲国際GC=6558ヤード、パー72)

 安田祐香(NEC)が7バーディー、1ボギーの6アンダー66をマークし、好スタートを決めた。「スコア的には満足している。パッティングは最後まで良かったけど、終盤ミスショットが目立ったので、修正点はある」と課題を挙げた。

 スタートの10番でピン左5メートルをねじ込むと、11番パー3ではピン左手前3メートルを決めきり連続バーディー。最終9番はピン奥1メートル半の下りを沈めて、バーディーで締めた。

 神戸市出身で、自宅からコースまで車で30分。「トーナメント会場では家から一番近いコース。おばあちゃんも来てくれるし、いろんな方が来てくださるので、頑張りたいなという気持ちはいつも以上にある」と力が入る。

 2位以内ならAIG全英女子オープン(7月31日~8月3日、ロイヤルポースコールGC)の出場資格を得ることができる。アマチュアだった2019年以来の舞台に手が届く位置で初日を終えた。

 「こうして出場権をもらえる試合は大きいと思うので、挑戦したい。自分のゴルフの視野が広がると思うし、引き出しが増える」。4月の富士フイルム・スタジオアリス女子オープンに続く今季2勝目を、地元で飾る。

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