31歳・渡辺彩香がうれし涙「最高の形で恩返しできた」 ホステスVで3年ぶり6勝目


18番.ホールアウトし、同組の篠崎愛とハグさる渡辺彩香  (カメラ・豊田 秀一)

18番.ホールアウトし、同組の篠崎愛とハグさる渡辺彩香 (カメラ・豊田 秀一)

◆女子プロゴルフツアー 大東建託・いい部屋ネットレディス 最終日(27日、福岡・ザ・クイーンズヒルGC=6503ヤード、パー72)

 最終ラウンドが行われ、31歳のホステスプロ・渡辺彩香(大東建託)が1イーグル、6バーディー、ボギーなしの64をマークし、通算17アンダーで逆転し、2022年ほけんの窓口レディース以来となる3年ぶりのツアー通算6勝目を挙げた。

 渡辺は表彰式で「今年は10回目の記念大会で、私としても契約10年目の節目の年でした。いい時も悪い時も、苦しいこともたくさんあったんですけど、こうやって最高の形で大東建託さんに恩返しすることができて、選手として本当にうれしく思います。これからも大東建託さんと一緒に、さらに高いところを目指して、まだまだ頑張っていきたいと思います」と目を潤ませながら喜びを語った。

 トップと2打差7位で出た渡辺は1、3、5番でバーディーを奪取。6番パー5は2オンに成功し、約17メートルのロングパットを決めてイーグルを奪った。第3ラウンド後に「どんなに曲がっても弱音をはかずに根性で頑張りたい」と話していた通り、15、16番で2~3メートルのパットを沈めてパーをセーブ。17番、18番で連続バーディーで締め、2位の鶴岡果恋(明治安田)に2打差をつけて優勝した。

最新のカテゴリー記事