
取材に応じた小平智
◆男子プロゴルフツアー Sansan・KBCオーガスタ プロアマ戦(27日、福岡・芥屋GC=7293ヤード、パー72)
前週のISPSハンダ夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメントで7年ぶり8勝目を飾った小平智(Admiral)は27日、会場で取材に応じ、2週連続優勝に意欲を燃やした。
前週は3打差8位で出た最終日に逆転優勝し、今季最高の優勝賞金4260万円を獲得した。「(優勝の)実感は…ありますね。みんなからお祝いをしてもらったり、おめでとうの連絡がきて実感が沸いてる感じです」とかみしめた。
親交が深い岩田寛(フリー)と25日、26日と2日連続で祝勝会を行ったといい、「おいしいお酒を飲ませていただきました」と小平。前週の北海道から福岡に移動して今大会に臨む中、コンディションについて「疲れてます(笑い)。飲み疲れかな」と笑わせた。
7月の米国合宿で助言をくれた松山英樹(LEXUS)からは「おめでとうございます」と祝福された。優勝翌日の25日朝に小平がトレーニングする模様をインスタグラムで発信すると、松山から「少しは休んでください」と温かいメッセージをもらったという。「僕が『英樹のおかげで優勝できた』と報告をしたので、その報告ができたことがうれしかった」と喜びをにじませた。
今大会の芥屋GCについて「今まで出た中で一番難しい。グリーンが硬くて速い。アプローチもなかなか寄らないし、パターもちゃんと打ててないと入らない」と警戒した。前週覇者として臨む大会だが「いつも挑戦する気持ちでいる。調子がいいからとか、慢心してる感じは全くない。毎回優勝する気持ちでやってるので、優勝を目指して頑張ります」と言葉に決意を込めた。