13歳・広橋璃人がデビュー戦で130位発進「悔しい」 叔父は元大リーガーの岩隈久志さん


13歳アマチュアの広橋璃人

13歳アマチュアの広橋璃人

◆男子プロゴルフツアー Sansan・KBCオーガスタ 第1日(28日、福岡・芥屋GC=7293ヤード、パー72)

 ツアーデビュー戦となった13歳アマチュアの広橋璃人(宮城・上杉山中1年)は4オーバー76で回り、130位と出遅れた。

 大勢のギャラリーが集まる10番ティーグラウンドで自身の名前がアナウンスされ「緊張しました…」。第1打を左バンカーに入れてボギー発進すると、6番から3連続で落とした。後半の6番パー5は残り30ヤードの第3打を1メートルにつけて初バーディーを奪うなど、パープレーでまとめた。デビューを終えた広橋は「75点。ボギーをけっこう打ってしまい、悔しいです。後半はいいプレーができた」と振り返った。

 宮城県出身で、小学2年からゴルフを始めた。祖父は元プロ野球選手で、楽天でコーチも務めた広橋公寿さん。父・貴寿さんも野球選手で独立リーグなどで活躍した。また、叔父は米大リーグ・マリナーズや楽天などで活躍した岩隈久志さんというスポーツ一家だ。璃人自身も小学1年で野球を始めたが「1年たってもキャッチボールができなかった」と苦戦し、ゴルフに励んだ。

 167センチ、78キロと恵まれた体格を生かし、得意クラブに挙げるドライバーの平均飛距離は280ヤードを誇る。広橋は「予選通過して、4日間プレーしたい」と初々しい言葉で力を込めた。

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