
都玲華
◆女子プロゴルフツアー スタンレーレディスホンダ 第1日(10日、静岡・東名CC=6435ヤード、パー72)
21歳ルーキーの都玲華(大東建託)が、3週連続の予選落ちから巻き返しを狙う。
9月のゴルフ5レディスで4位に入った後、2週前のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンまで3週連続の予選落ちした。試合がなかった先週は徳島県の実家に帰省し、リフレッシュ。ピラティスやトレーニングなどを行い、終盤戦の逆襲に向けて準備を整えた。
前試合は78、73とスコアを作れず「パットの距離感が悪かった」と反省。今週は開幕3日前の7日にパターを変更した。8日の練習ラウンドで試すと「すごく良かった。構えやすいし、音も好き。距離感もめちゃくちゃ合うから全部いい感じ」。新たな相棒で好スコアを狙う。
東名CCは中学時代にジュニアの大会でプレーした経験があり「グリーンがくねくねしてて難しい。アップダウンがある」と警戒する。今季は同じルーキーの入谷響(加賀電子)、荒木優奈(Sky)、2年目の菅楓華(ニトリ)ら同年代の選手が初優勝。都は「刺激を受けます。私も頑張ります」と声を弾ませた。
メルセデス・ランキングは現在51位で、来季シードが得られる50位以内を目指す。今大会に向けて「3週連続で予選落ちてるから、予選は通りたい。でも、予選通過を目標にしていたら良くないので、上の目標を見た方がいい。トップ10を目指して頑張ります」と力を込めた。