都玲華「怖がらず勇気を持って打つ」 ランク49位から初シード奪取へ 昨年下部ツアーVの吉兆コース


都玲華

都玲華

◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス 第1日(20日、愛媛・エリエールGC=6595ヤード、パー71)

 21歳ルーキーの都玲華(大東建託)が初シード獲得に向けた一戦に臨む。

 プロ1年目の今季はトップ10に4回入るなど、メルセデス・ランキングは49位。今大会終了時点のメルセデス・ランキングで50位以内に入れば来季のシードが確定する。前週は予選落ちに終わった都は「もう最後の試合なんだなと。シードぎりぎりで大事なところになってくるので、気を引き締めていきたい。今週は1つでも上に行けるように一生懸命頑張りたい」と気合を入れた。

 エリエールGCは昨年4月、下部ツアーの大王海運レディスオープンで史上6人目のアマチュア優勝。19年に日本女子アマチュア選手権に出場するなど、思い入れがあるコースだ。「苦手ではない。コースを知ってる分、やりやすさと怖さがあるけど、知ってると良いこともあるので良い方に生かしたい」と見据えた。

 課題はパッティングだ。練習時は打つ際に目を閉じたり、カップの方向を見て打つなど、感覚を研ぎ澄ませるために試行錯誤を続けている。「パターがけっこう足を引っ張ってるけど、そんなこと言ってられない。今週も怖がらずに勇気を持って打ちたい。毎日3アンダーで回れたらと思う」と上位進出を狙う。

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