マスターズ13年連続15度目の出場の松山英樹には16年7位、21年優勝と5年周期で優勝争いの歴史「5年たったので、またグリーンジャケットを着られるように頑張る」


米男子ゴルフ・マスターズの練習ラウンドでティーショットを放つ松山英樹(カメラ・星野浩司)

米男子ゴルフ・マスターズの練習ラウンドでティーショットを放つ松山英樹(カメラ・星野浩司)

 【オーガスタ(米ジョージア州)7日=星野浩司】男子ゴルフの今季メジャー初戦、マスターズは9日(日本時間同日夜)にオーガスタ・ナショナルGC(7565ヤード、パー72)で開幕する。2021年大会覇者の松山英樹(34)=LEXUS=は10番からの9ホールを回って調整した。13年連続15度目の出場。16年は最終日を2打差3位で臨んで7位、21年は初制覇と5年周期で優勝争いを繰り広げてきた日本のエースが、5年ぶり2度目の栄冠に挑む。

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 練習ラウンドの出だし10番。5メートル強の下りパットを沈めた松山は小さく拳を振り、観客の拍手を浴びた。初出場の片岡尚之と2日連続で回った。16番で後輩が恒例の水切りショット後、池にクラブを落とす珍事に爆笑する一幕もあったが、高速グリーンへのアプローチやパット時は集中力を研ぎ澄まし、濃密な3時間20分を終えた。「去年よりはいい状態で来られている。コースがどういう状況でも対応できるようにしたい」と冷静に口にした。

 風の影響を受けやすく、「神に祈るほど難しい」と命名された11~13番「アーメンコーナー」は入念に確認した。昨年初日にボギーをたたいた12番パー3はバンカーから首を3度、4度とかしげながらアプローチを反復。ショットがピンに跳ね返り、小川に落ちる不運のダブルボギーだった13番はフェアウェー左の小川近くから球を一度出してグリーンを狙い、最難関であらゆるケースを想定した。

 3月中旬から2週間�\x81\xAF試合に出場せず、ドライバーを中心にショット練習を「すごいいい状態でやっていた」。前週のテキサスオープンは「ティーショットは(今季)出た中で一番良かったけど、セカンドやグリーン周りが追いついてこなかった」と評した。硬くて速いグリーンは難易度が数段上がるが、昨年大会で4日間のパーオン率1位のショット、14度出場で得たピン位置や傾斜など経験が生きるパットで攻略を図る。

 マスターズの予選落ちは14年のみで、予選通過率92・85%。16年は2打差3位で最終日に臨むも涙の7位、21年は初制覇と5年周期で優勝争いに絡んだ。「5年たったので、またグリーンジャケットを着られるように頑張る」。予選Rはメジャー2勝のコリン・モリカワ、米ツアー5勝のラッセル・ヘンリー(ともに米国)と同組。第3日に79の失速で21位に終わった昨年の悪夢を払しょくし、再びオーガスタの主役となる。

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