青木瀬令奈が男子ツアー初挑戦 早くも効果実感「今年一番飛んでいる」 成田美寿々がキャディーでサポート


プロアマ戦で前沢友作氏(中)と写真に納まる青木瀬令奈(左)とキャディーの成田美寿々(カメラ・今西 淳)

プロアマ戦で前沢友作氏(中)と写真に納まる青木瀬令奈(左)とキャディーの成田美寿々(カメラ・今西 淳)

◆男子プロゴルフツアー 前沢杯 プロアマ戦(22日、千葉・MZ・GC=6652ヤード、パー72)

 主催者推薦でツアー5勝の青木瀬令奈(リシャール・ミル)、2023年のプロテストでトップ合格の清本美波(ジェイテクト)、ルーキーの横山翔亜(とあ)の3人の女子プロが出場する。

 青木は初の男子ツアー挑戦を前に「お話をいただいた時は、めちゃくちゃ悩んだ」と明かした。今季開幕前に話があり、自身の足の状態も気がかりではあった。2024年11月に両足の種子骨の骨折が判明。昨季も痛みとの闘いだった。「それに飛距離的な部分で、シード選手の中でも一番飛ばない。迷惑をかけるかなとも思った」。昨季の平均飛距離は222・76ヤードでツアー90位だった青木は、宮里優作に相談した。真っ先に足のことを心配してくれたうえで「出たいなら出ればいい。チャレンジしていいんじゃない?」と背中を押された。

 昨年大会に出場した菅沼菜々(89位)が翌週の女子ツアーで優勝した。「何かやっぱり感じることがあったのかなと。本人にも聞いたら『プレーのスピードが早くて決断力が上がった』と」。すでに開幕前から、青木にも変化が現れている。21日に練習場で男子プロと並んで球を打っていたところ、今季落ち込んでいたヘッドスピードが復調。「視覚から入る情報なのか、音からなのか。今年一番飛んでいてビックリ」と目を丸くした。

 親友でツアー13勝の成田美寿々(ジェイテクト)が初めて自身のキャディーを務める。青木からのオファーだった。「(成田は)なかなか思うようにゴルフができていない状況にいる。一番飛ばない私が男子ツアーでチャレンジしている姿を見て、何か感じるものがあったらいいなと。また何か熱いものが燃�\x81\x88上がってくれたらいいなって。私は言葉で励ますより、背中で励ますタイプなので」。熱い思いを口にした。

 成田は5年ほど前から左手親指痛を抱えてきた。昨季、再び激痛が走った。今年は3月末にラウンドを再開したばかりで試合復帰のめどはたっていないが、ロープ内で得られるものは大きい。「一打でも力になれるように頑張りたい。この飛距離でもできるんだぞって、みんなに見せてもらいたい。予選落ちもないし、アグレッシブに行ってほしい」。戦友であり、ライバルであり、家族のような存在と話す2人は、互いのためにも全力を尽くす。(高木 恵)

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