
神谷そら
◆女子プロゴルフツアー リゾートトラストレディス第3日(30日、福島・グランディ那須白河GC=6500ヤード、パー72)
メジャー1勝を含むツアー通算4勝の神谷そら(郵船ロジスティクス)が大会コース記録タイの65で回り、通算8アンダーで、15位から首位に急浮上した。起伏がある巨大グリーンの難コースで7バーディー、ボギーなし。「プレーに必死すぎて、終わってみれば65でした。ボギーなしもホールアウト後に分かりました」と集中力を保った18ホールを冷静に振り返った。
今季メジャー初戦のワールドレディスサロンパスカップを制した河本結(リコー)、「パーフェクト・バニー(完璧なうさぎ)」の愛称を持つ韓国のイ・イェウォン、初優勝を目指す政田夢乃(なないろ生命)が2打差の2位に続く。
首位タイから出た佐久間朱莉(大東建託)はイーブンパーで3打差の5位。同じく首位タイからスタートした都玲華(大東建託)は77と苦しみ、21位と大きく後退した。
23年4月のフジサンケイレディスでツアー初優勝を果たし、同年9月の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯でメジャーも制した23歳の若手有望株が、持ち味のスケールの大きなゴルフを見せた。神谷は、1番パー4で残り123ヤードの第2打を46度のウェッジでピン右手前3メートルにつけると、微妙な距離のバーディーパットをきっちりと沈めた。「1番のバーディーで流れに乗れました」と振り返る。
難コースで65。2007年の不動裕理ら3人と並び、大会コース記録をマーク。堂々と首位に立った。「14本のすべてのクラブを使ってこのスコアになりました」と落ち着いた表情で話す。
通算5勝目、今季初勝利に対しても冷静。「明日(31日)は、きょうのようにはいかないでしょう。優勝を意識するよりも自分がやるべきことに必死です」と表情を引き締める。
次週の海外メジャー第2戦の全米女子オープン(6月4~7日、米カリフォルニア州リビエラCC)に日本勢は史上最多の23人が出場予定�\x80\x82神谷もそのひとり。「流れを良くして、全米女子オープンに行きたいですね」。あくまで冷静に神谷は話した。

