【全英女子】2位で決勝R進出の桑木志帆「楽しみながらラウンドできている」、日本勢7人目のメジャーVへリンクス攻略


◆女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 AIG全英女子オープン 第2日(31日、英ロイヤルリザム&セントアンズGC=6601ヤード、パー71)

 国内ツアー5勝の桑木志帆(23)=大和ハウス工業=が2位で出て4バーディー、3ボギーの70で回り、通算6アンダーで首位と1打差の2位で決勝ラウンドに進んだ。日本勢史上7人目(8度目)の海外メジャー制覇となる米ツアー初優勝を目指す。勝みなみ(28)=明治安田=がこの日最少タイの68で2アンダーの6位に浮上。メジャー3連勝を狙うユ・ヘラン(25)=韓国=は69で7アンダーの単独首位に立った。

 桑木が日本勢最高の2位をキープした。3番で3パットのボギーが先行後、4番は「絶対、強く打とう」と7・5メートルのパットをねじ込み、6番まで3連続バーディーで湧かせた。15番でボギー後、16番は5メートルを沈めてこの日2度目のバウンスバック。海風にも動じずに70でまとめ、優勝争いに名を連ねた。「いいパットも決まり、思った通りのショットが打てた。風を読みながら、逆に楽しみながらラウンドできている」。長く、逆立つまつ毛エクステが映える目を輝かせた。

 ポットバンカーが点在し、海風が吹くリンクスコースを攻略。この日のパーオン率は全体1位の88・9%を誇り、2日間で合計10バーディーを量産した。初出場した昨年は初日4位の好発進後、強風に苦しんだ2日目に81と崩れ、102位で予選落ち。「去年のリベンジを果たしたい」の言葉を胸に堂々の予選突破だ。

 今季は日本ツアーで2勝を挙げ、ポイントランク1位を走る。昨年の2月から揚げ物を控えるなど食生活を改善し、体重13キロの減量に成功。ハードな筋トレにも励み「体の状態は良い感じ」。最近は首の左側に痛みを抱えてきたが、電気治療などで回復。海外メジャーは出場全4戦で予選突破と抜群の安定感を誇る。

 6月の全米女子オープンで日本勢2番目の14位。翌週の宮里藍サントリーレディスで優勝時、元世界ランク1位の宮里藍さんから「メジャーで得られる自信の強さがある」と絶賛された。今秋の米ツアー予選会挑戦を明言。より技術を磨き、ビートルズなど海外の人気歌手の名曲を聴いて英語の勉強にも余念がない。

 同郷の岡山市出身で憧れの先輩、渋野日向子が19年に制した全英女子の舞台。日本勢7人目のメジャーVに向け、1打差2位で決勝Rに臨む。桑木は「自分を信じて、最後まで楽しんで回りたい」。海外でも自然体で頂点をつかむ。

 

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