
9番、セカンドショットを放つ青木香奈子。初日3アンダー5位タイにつけた (カメラ・豊田 秀一)
◆女子プロゴルフツアー メジャー第3戦 日本女子オープン 第1日(1日、兵庫・宝塚GC旧C=6185ヤード、パー70)
プロ2年目でツアー未勝利の26歳・青木香奈子(マイナビ)が6バーディー、4ボギーで4アンダーの66をマークし、自己最高の5位発進を決めた。首位と3打差。
「パッティングが良かった」。大会初出場の青木は、すがすがしい表情で18ホールを振り返った。
2つ伸ばして迎えた後半3番でボギーをたたいたが、直後の4番で5メートルのフックライン、5番は5メートルのスライスラインをねじ込んで連続バーディー。7番は残り144ヤードから7アイアンで3メートルに寄せて伸ばした。8番はボギーとし、67で終え「結果的にいいスコアで回れた。すごいうれしい。私にしてはすごい上出来です」と声を弾ませた。
パット好調の要因は、右手を逆手にして握るクロウグリップだ。これまでは順手や逆手でパットしてきたが、前週に1年ぶりに握りを戻し「すごいタッチが良くなって、下りがすごいイメージが出やすい」と好スコアにつながった。
ジュニア時代から「5~6回」の予選会に挑戦したが、今回初めて本戦切符をつかんだ。開場100周年を迎え、周辺に住宅街やビル街が立ち並ぶ宝塚GCで初めてプレー。高台から兵庫や大阪の街並みを見下ろせる場所も多く「あべのハルカスをひたすら探してたら、それっぽいやつが見えた」と笑い飛ばした。
今季は17試合に出場し、予選通過は4試合のみ。だが、前週の下部ツアー・ちゅーぴーレディスで3位に入り、この日はメジャー仕様の難セッティングで5位発進した。約1か月前、国内男子ツアーの映像を見て「構えたらすぐ打つことを男子プロから学んでいる」。テンポが良いプレーを心がけ、復調の兆しを見せている。
首位と3打差で2日目に臨む。青木は「伸ばせたら最高だけど、楽しく、シンプルに、構えたらすぐ打つことだけを考えて3日間回れたら、おのずといい方に向かう。明日からも楽しく回りたい」と力を込めた。

