【男子ゴルフ】大岩龍一「全然楽しくない。精神的につらい」 大会記録で単独首位発進も…スイング改造の悩みは尽きず


大岩龍一

大岩龍一

◆男子プロゴルフツアー メジャー第3戦 日本オープン 練習日(14日、滋賀・タラオCC西C=7411ヤード、パー70)

 第1ラウンドが行われ、大岩龍一(フリー)が1イーグル、7バーディー、1ボギーえ3大会記録に並ぶ62をマークし、8アンダーで単独首位発進を決めた。

 メジャーの難コースで歴史的スコアをたたき出した。4番パー5。大岩は残り268ヤードから4ウッドで2オンに成功し、イーグルを奪取した。前半だけで6つ伸ばすと、14番は残り177ヤードから8アイアンでピンそば20センチに寄せるスーパーショットで2連続バーディー。02年の佐藤信人、15年の小平智に並ぶ大会最少の62にも「調子は良くない。たまたまいいスコアになった」と淡々と振り返った。

 ビッグスコアとは裏腹に、ホールアウト後の大岩はネガティブな言葉を連発した。「予選落ちでもいい。来年の日本オープンを頑張ろうと思った」。3年前に一度克服したドライバーショットのイップスが、今春に再発。谷将貴コーチと相談し、左に曲がるドローから逆のフェードへのスイング改造に着手した。約3か月がたつが、体の動きや距離感などに苦戦。「精神的につらい。その中で試合に出続けるのがかなり嫌になった」。

 深く考え込む性格で「全てがうまくいかないと気にくわない」。不眠症に悩む日々が続き「薬を飲むと朝がダルくて眠い。それにイライラして悪循環。ゴルフに向いていない」と笑う。今週は欠場も考えたが、結果を気にせずプレー。「今日は50%くらい。ミスしたし、全然楽しくなかった」と言うが、リーダーボードの1番上に上り詰めた。

 昨年大会は親友の片岡尚之が初優勝し「感動しました」。優勝者に海外メジャーのマスターズと全英オープンの出場権が付与されるが、「海外志向に後ろ向き」と欲はない。2日目に向けて「ここから予選落ちになってもおかしくない」と本音を漏らす中、メジャー初Vへ一打一打を積み上げる。

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