M1ドライバー、調節機能で“黄金比”に近づける


新たな調整機能で理想の弾道を実現するM1ドライバー

新たな調整機能で理想の弾道を実現するM1ドライバー

 テーラーメイドの最新モデル「PSiアイアン」と「M1ドライバー」が発売された。セルヒオ・ガルシア(スペイン)が昨年12月のアジアンツアー、ホートラムオープン(ベトナム)で初代王者に輝くなど、昨年のレギュラーツアーでPSiが2勝、M1は6勝を挙げた。プロが認めるハイスペックながら、アベレージゴルファーでも振れる。そんな“間口の広さ”を持つ新兵器に迫った。
 同社が理想とする弾道条件は「打ち出し角17度、バックスピン量1700回転」。M1ドライバーは、新開発の調節機能「Tトラック・システム」の導入で、あらゆるレベルのゴルファーをこの“黄金比”に近づけることに成功した。
 15グラムのウェートをトウ、ヒール側に動かす「フロント・トラック・ウェイト・システム」がドロー/フェードの弾道を調整。10グラムの重りをフェース方向にスライドする「バック・トラック・ウェイト・システム」はスピン量を変えられる。
 クラウンには、軽量化と低重心化のため7層のカーボンコンポジットからなる複合素材「グラファイト・コンポジット」を採用。前モデルのR15と比べ重心位置が1・5ミリフェースセンター方向へ移動し、ボール初速もアップした。
 アベレージ向けからプロ仕様にまでアジャスト可能。ガルシアや、同ドライバーで昨年の米ツアー、BMW選手権を制したジェイソン・デイ(米国)のようなトッププロ気分が満喫できる。

 ◆M1ドライバー ▽ヘッド体積 460立方cmと430立方cm▽ライ角 58度▽長さ 45・5インチ(※TM1―116)▽ロフト角 9.5度、10.5度、12度(※460のみ)▽価格 TM1―116装着モデル7万2000円。Speeder661EVOLUTION2、ATTAS G7 6、KUROKAGE XM60、TourAD GP―6装着モデルが9万5000円。3W、5Wとレスキュー(ユーティリティー、3~5U)も発売中。
※価格は税別。
 ◆問い合わせ テーラーメイドお客様相談室TEL0120・558562(月~金曜・10~18時※祝日除く)