クラブチャンピオン日本一決定戦「全日本クラブチャンピオンズ 第55回報知アマゴルフ選手権」は20日、京都・城陽市の城陽CC(6754ヤード=パー72)で開幕する。大会には歴代優勝者を含む120人が参加し、3日間、54ホールで腕を競う。指定練習日の19日は32度を超える猛暑の中、最後の調整に汗を流した。
優勝候補の一角の2人が同組で練習ラウンドをこなした。45、48回大会の覇者・竹石要佑(筑波、38)は「距離はそれほど長くないので、グリーン勝負。パター次第でしょう」と冷静に分析した。しかし「とにかく暑くて、体力が持つかどうか」とちょっぴり弱気。一方、42回大会のチャンピオン・金浩延(宇都宮、46)は「体力的に充実しているので大丈夫です」対照的に自信を見せていた。
また唯一の女子選手・塩田美樹子(葉山国際、34)は、練習を終えると起伏の激しいコースに少々戸惑い気味だった。「表示以上に距離を感じました。私はパワーがないので、フェアウェーで勝負していきたい」と真剣なまなざし。2013年日本女子ミッドアマVの実力者は「本番で実力を出せるかどうかが大事」と気を引き締めていた。