遼、10・13来季開幕戦で米復帰へ!「腰も体もだいぶ良くなった」


笑顔で調整する石川遼

笑顔で調整する石川遼

 男子プロゴルフの日本ツアー、RIZAP・KBCオーガスタは25日から4日間、福岡・芥屋GC(パー72、7151ヤード)で行われる。4年ぶりの出場の石川遼(24)=カシオ=は23日、コース入り。腰痛で2月から離脱中の米ツアーへの復帰時期について初言及。今週から国内3連戦で体やゴルフの状態などをテストし、早ければ10月13日から始まる来季開幕戦セーフウェーオープン(シルバラードCC)からの復帰を視野に入れていることを明かした。

 予選落ちした7月の日本プロ以来、7週ぶりの復帰戦だ。その後トレーニングを積んで体重は3キロ増。「腰も体もだいぶ良くなった。アイアンの距離感もつかめてきました」と明るい表情で話した。米ツアーに公傷制度を申請し、復帰までに同ツアー外5試合の出場が認められて今大会が2戦目。次週のフジサンケイクラシック(富士桜GC)に出場登録し、昨年優勝したANAオープン(9月15日開幕・札幌GC輪厚C)にも出場予定と明かした。「3つ出てみて考えますが、順調なら10月から(米ツアーに)戻りたい」と話す。

 23日は猛暑の中、ツアーデビュー戦となるアマチュアの弟・航(16)=県浦和高2年=らと10番から9ホールを回った。航のキャディーを妹・葉子さん(19)が務める初の兄弟出場大会。石川は「家族旅行みたいで楽しいですね」と笑う。航には「予選通過は厳しいでしょうが、アプローチとパターで辛抱強くパーを取ってほしいです」とエールを送った。09年から3年連続トップ10入りした好相性大会で、復活への自信をつかむ。(榎本 友一)

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