笠りつ子、水谷「銀」熱戦見て刺激…同郷・古閑さんと卓球


優勝杯にキスをする笠りつ子

優勝杯にキスをする笠りつ子

 ◆女子プロゴルフツアー ニトリレディス最終日(28日、北海道・小樽CC、6494ヤード=パー72)

 首位と3打差の5位で出た笠りつ子(28)=京セラ=が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算7アンダーで並んだ韓国のイ・ボミ(28)=延田グループ=とのプレーオフ(PO)を2ホール目で制し、2週ぶりの通算5勝目を挙げた。PO通算8勝2敗となったボミの黒星はいずれも笠がつけたもの。今季賞金ランクで日本人トップの2位に浮上した“ボミ・ストッパー”は、2年連続賞金女王へ独走する絶対女王に待ったをかけた。

 笠は、リオ五輪を見て新たに熱中したものがある。卓球男子の水谷隼(27)がシングルスで銅、団体で銀メダルを獲得。テレビ観戦した直後、「すごいかっこよかった」と触発され、東海大二高(現東海大熊本星翔)の先輩で08年賞金女王の古閑美保(34)さんらと都内の卓球場へ向かった。「最初はうまくいかなかったけど、『サーッ!』とか言いながらやっている」。競技は違えど、活躍するアスリートが刺激になったようだ。

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