堀琴音、悲願のVに1打及ばず涙「天才が一人来たなと思いました」


18番で、プレーオフをかけたバーディーパットを外し泣き出す堀琴音。通算3アンダー2位に終わった

18番で、プレーオフをかけたバーディーパットを外し泣き出す堀琴音。通算3アンダー2位に終わった

 ◆女子プロゴルフツアー 国内メジャー第3戦・日本女子オープン最終日(2日、栃木・烏山城CC二の丸・三の丸C、6506ヤード、パー71)

 堀琴音(20)=東芝=は、悲願の初Vに1打届かなかった。最終18番、堀は決めればプレーオフになる8メートルのバーディーパットを2メートルオーバー。畑岡とは予選ラウンドを同組で回っており「天才が一人来たなと思いました。でも、プロが勝たなければいけないと思うので、負けたことは本当に情けないと思います」と悔し涙を流した。

 首位タイの17番では第1打をフェアウェーへ運ぶも「(グリーン手前の)池に入れてはいけないと思って」と第2打を安全策でグリーン手前に刻んだが、5メートルのパットを外すボギーが響いた。単独2位だが、アマの畑岡が賞金をもらえないため、規定により優勝賞金と同額で、2位としてはツアー史上最高額の2800万円を獲得。通算5022万5720円で自己最高額を更新し賞金ランクも11位に浮上したが、表情は晴れないまま。通算2勝の姉・奈津佳と史上2人目の“姉妹V”もお預けとなった。

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