日本女子オープンを制した畑岡奈紗(なさ、17)=茨城・ルネサンス高3年=は4日、史上初のアマ2連勝に向けて始動した。母・博美さん(46)とともに真夏日の“黒富士”の下、約20人の報道陣を引き連れて、練習ラウンド。グリーン上で傾斜計測器も駆使し「真っすぐのラインにつけられるように」と傾斜を細かくヤーデージブックに書き込んだ。
雑誌の撮影にも快く笑顔で応じ、起伏の激しいコースを約5時間入念に確認。好ショットを連発し「先週と同じくラフが深いのでティーショットを曲げないように。3日間アンダーパーで回りたい」と目標を掲げた。
史上初のアマでの日本女子オープン制覇の反響は大きかった。3日、茨城・笠間市内の自宅には祝福のお花や電報が殺到。茨城県知事からも届き、無料通信アプリのLINEも100人くらい届き「優勝の実感が湧いてきましたね」と笑った。4日もコース内で関係者から次々と祝福の言葉と握手を受けていた。