【日本S】大のカープファン谷原、神って「広島と日本一に」大学後輩・勇太と賞金王争い


ゴルフ日本シリーズで逆転賞金王を目指す谷原

ゴルフ日本シリーズで逆転賞金王を目指す谷原

 男子プロゴルフツアーの今季最終戦のメジャー、第53回ゴルフ日本シリーズJTカップ(12月1~4日)の記者発表が17日、開催コースの東京・稲城市の東京よみうりCCで開かれた。賞金総額は昨年までと同じ1億3000万円で、優勝者には国内ツアー最高額の4000万円が贈られる。今年の大会ポスターの標語は「目撃せよ。真の王者が決まる瞬間を。」で、初の賞金王を狙う賞金ランク1位の池田勇太(30)=日清食品=、同2位の谷原秀人(37)=国際スポーツ振興協会=の争いが注目される。

 2年ぶりの日本人賞金王誕生の瞬間が、冬の東京よみうりで見られるかもしれない。ともに今季2勝と好調で、池田は1億2118万3703円で賞金ランク1位、谷原は1億1221万4370円で同2位だ。残り7戦で差は約900万円。東北福祉大の先輩・後輩は悲願の初戴冠に向け、マッチレースに挑む。

 2位の谷原は今年にかける思いが人一倍強い。広島・尾道市出身で、25年ぶりの日本シリーズ出場を決めた広島カープの大ファン。「カープが日本一になった年に自分も日本一になりたい思いはあります」とダブル日本シリーズ制覇の夢も抱く。大会は5年連続10度目の出場。2打差の06年、4打差の13年の3位が最高成績だ。「まだ優勝争いができていないので頑張ります」と闘志を燃やす。

 池田も節目の年だ。30歳を迎え、3季務めた選手会長を退任。クラブ契約もフリーにし、3タックズボンと角刈りに別れを告げた。8月にリオ五輪に出場。先週の日本オープンで2位に入り、谷原を抜いて賞金ランク1位へ浮上。「この時期にトップに立ったのは久しぶり」と“オリンピアン賞金王”への意識は強い。「このまま毎試合、毎試合いいゴルフができるようにしたい」と8年連続出場の最終戦まで全力疾走を誓う。真の王者は誰になるのか、目が離せない。(榎本 友一)

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