16日にNHKが放送したゴルフの日本オープン最終日の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が、今季の男子ツアー最高記録をマークしたことが17日、分かった。4年ぶりに出場した松山英樹が、通算5アンダーで国内メジャー初制覇。石川遼も7位となり、練習日を含めて大会史上2番目に多い4万6473人のギャラリーが集まった試合の最終日に9・4%を記録した。
9月のANAオープン最終日の8・4%を上回り、当時アマチュアの畑岡奈紗が優勝した日本女子オープン最終日の今季女子最高に並んだ。日本ゴルフ協会関係者は「松山選手の活躍はもちろん、ゴルフの楽しさ、面白さを表現してくれたことに感謝したい。日本女子オープンは歴史に残る試合、男子は記憶に残る試合になった。(同協会は)2020年の東京五輪も見据えているので、ゴルフを見ていただけるきっかけになれば」と喜んだ。