松山、世界ランク6位に浮上!世界選手権制覇で自己最高


世界ランクが自己最高の6位となった松山(ロイター)

世界ランクが自己最高の6位となった松山(ロイター)

 男子ゴルフの30日付け最新世界ランキングが発表され、前週に中国で行われたHSBCチャンピオンズでアジア人初の世界選手権シリーズ制覇を決めた松山英樹が、自己最高の10位を更新して6位に浮上した。日本ゴルフツアー機構によると、日本人の最高は1987年に4位となった中嶋常幸で、尾崎将司は5位、青木功は8位。

 松山は、HSBCチャンピオンズ最終日で6バーディー、ボギーなしの66で回り通算23アンダーとし、2位に7打差の大差で優勝。世界の主要ツアーが1999年に創設した世界選手権シリーズの個人戦優勝はアジア人初の偉業を達成した。今年2月のフェニックス・オープン以来となる米ツアー3勝目は、丸山茂樹(47)に並ぶ日本人最多勝利で優勝賞金162万ドル(約1億7000万円)を獲得して日本人初の賞金ランク首位に立ち、夢のメジャー制覇へと大きく前進した。

 30日付けの世界ランクで1位はジェーソン・デー(オーストラリア)、ロリー・マキロイ(英国)が3位から2位に上がり、ダスティン・ジョンソン(米国)と入れ替わった。池田勇太は58位、谷原秀人は71位。前週のマイナビABC選手権を制した片山晋呉は119位から93位に上がり、石川遼は96位。

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