米男子プロゴルフの世界選手権シリーズ、ＨＳＢＣチャンピオンズを制した松山英樹（２４）＝ＬＥＸＵＳ＝が７日、国内男子ツアーの三井住友ＶＩＳＡ太平洋マスターズ（１０日開幕）が行われる静岡・太平洋クラブ御殿場コース入りした。
アジア人初となる世界選手権シリーズ制覇の快挙達成後、松山は初めて公の場に姿を見せた。午後２時３０分過ぎに関係者らとともにコース入り。雪化粧した富士山が夕日に照らされる中、入念に体の動きを確認しながら約２時間パット練習に励んだ。
今大会は３年ぶりの出場で、アマチュアだった１１年大会ではプロツアー初優勝を飾った思い出の地。国内メジャー初制覇を遂げた１０月の日本オープン以来、今季２戦目の国内ツアー出場となる。世界ランク６位の怪物は、優勝候補の筆頭と期待されている。
練習ラウンドを終えた東北福祉大の後輩・比嘉一貴（２１）らと練習グリーンで談笑する場面も。また、次々に祝福に訪れた選手やツアー関係者とも握手やあいさつを交わすなど、終始にこやかな表情を見せていた。